副業を始める際にまず知っておきたいのが、副業に関する税金の話です。知らないうちに脱税をしていたら後から痛い目を見ることになります。もしもバレた際には重加算税を請求されたり、最悪の場合は逮捕・懲役の恐れもありますので絶対にやめましょう。
副業で○万円以上稼ぐと確定申告が必要
副業での所得が少ない場合は確定申告をしなくても大丈夫ですが、本業以外での雑所得が20万円を超えると確定申告が必要になります。
雑所得とは、給与所得や事業所得など9種類の所得に該当しないもののことです。例えば、個人ブログでの広告収入やYouTubeでの収益などがこれにあたります。
雑所得と事業所得の違いとは
どちらも収入から経費を引いたものが所得になるところは同じですが、雑所得と事業所得の間には決定的な違いがあります。
雑所得は他の所得と損益通算できないのに対して、事業所得ではそれが可能です。つまり、副業が赤字の場合、事業所得であれば給与所得と損益通算して払う税金を減らすことが出来ますが、雑所得ではそれができません。
他にも、事業所得は手続きは煩雑になりますが、税金の面で優遇される点は数多く存在します。事業所得に関しては次の記事を参考にしてみて下さい。
▼事業所得とはURL▼
副業で稼いだ所得を節税する方法とは
頑張って得た副業での収入を少しでも手元に残したいですよね。そこで必要になってくるのが、副業での所得に対する節税対策です。
個人のブログも規模が大きくなってくれば、事業として認められます。副業での所得や規模が大きくなった場合、副業の事業化をするのがオススメです。
節税としてどこまで経費で落とせるのか
基本的にはその事業に使ったものは経費として扱うことができます。例えば、ブログに必要であるパソコンなどは経費として扱えます。
そのような直接的なものだけでなく、YouTubeを自宅で撮影している場合は家賃を経費として計上することもできます。ただし、一つ注意が必要で、自宅としても使っている場合は家事按分という概念が存在します。
家事按分とは
事業主が事業用とプライベート用の両方で使用しているものの場合、それを分けて考えることが難しい時に家事按分という考え方が適応されます。
使用している時間や面積などによってその割合を決め、その費用を部分的に経費として計上することができます。
株で得た所得は確定申告が必要?
株で得た所得の確定申告が必要かどうかは証券口座の種類によって変わります。証券口座には大きく分けて、一般口座と特定口座が存在します。
一般口座と特定口座はどちらがオススメ?
基本的には全てやってくれる特定口座がオススメですが、場合によっては一般口座の方が税金が安くなる場合も存在します。
株に関する税金はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
株式投資に関する税金について詳しく解説
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